熱中症予防に!「手作り経口補水液」のレシピ
暑くて汗をかくなどして喉が渇いた時に、何を飲みますか?
時に命にもかかわる熱中症対策には、血流を改善するため水分に糖分、塩分、マグネシウムなどのミネラルが入ったドリンクをこまめに飲むことが効果的だそうです。
そこで、飲む点滴とも言われる「経口補水液」と「うめはち麦茶」をご紹介します。
暑くて汗をかくなどして喉が渇いた時に、何を飲みますか?
時に命にもかかわる熱中症対策には、血流を改善するため水分に糖分、塩分、マグネシウムなどのミネラルが入ったドリンクをこまめに飲むことが効果的だそうです。
そこで、飲む点滴とも言われる「経口補水液」と「うめはち麦茶」をご紹介します。
経口補水液は市販されていますが、安価で手軽に作るレシピをご紹介します。
ー【手作り経口補水液のレシピ】ーー
・水1L(200ml)
・砂糖40g(8g)
・塩3g(0.6g)
※カッコ内はコップ1杯あたりの量
※お好みでレモン汁やなどを1Lに対して大さじ1~2杯入れると飲みやすくなります
熱中症予防の水分補給には、ミネラルたっぷりの麦茶を利用した「うめはち麦茶」もおすすめです。
梅干しを入れることで塩分やミネラル、疲労回復に効果のあるクエン酸が加わります。また腸管での水分吸収を促進するために必要な糖分は、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれているはちみつで補っています。
【うめはち麦茶の作り方】
(1)熱湯にくぐらせたガラス瓶などの容器に梅干しを入れる。
(2)梅干しがかぶるくらいにはちみつを入れて、スプーンで梅干しを少し崩して3日ぐらい漬ける。
(3)スプーンではちみつごと梅干しをすくい、麦茶に入れてよくかき混ぜて出来上がり。
※“うめはち”は常温で保存可能です。
経口補水液などによる水分、塩分の補給は「のどの渇きを感じる前に」「少量ずつこまめに摂る」ことが大切です。
さらに心得としては、「温度を変えない」「凍らせない」などがあります。
また心臓、肝臓、血圧などの疾患で塩分の摂取を制限している人は医師などの指示に従ってください。
WHO「Reducing deaths from diarrhoea through oral rehydration therapy Cesar G. Victora,1 Jennifer Bryce,2 Olivier Fontaine,3 & Roeland Monasch4」、ユニセフ「各国からのレポート1シエラレオネ」、大塚製薬HP(https://www.otsuka.co.jp/)
監修:管理栄養士 柴田聡美先生