年末年始を迎え、私たちが冬の高速道路を安全に走行するために知っておくべきことがあります。ウェザーニュースキャスターの松雪彩花さんが、高速道路を守るNEXCO中日本(中日本高速道路)にセーフティドライブの秘訣を聞きました。
昨シーズン、2回の通行止め
道路巡回車や除雪車が待機
全国の高速道路網は2005年に民営化され、主に東日本、中日本、西日本に3分割されました。今回、お伺いしたのはNEXCO中日本の桑名保全・サービスセンター。東名阪自動車道の桑名インターチェンジ(IC)の近くにあります。
広い構内には、道路巡回車、路面清掃車、高所作業車、そして冬季に活躍する除雪車などが常時待機しています。このセンターで管理するのは東名阪道、伊勢湾岸道、新名神、東海環状道の4つの高速道路の一部、総距離は約98kmになります。
「新名神高速道路」だけが通行止め
「当センターの管内で、冬季になると注意を要するのが新名神高速道路(亀山JCT−甲賀土山IC)です。昨シーズンは1月と3月の2回、降雪時に車がスリップして渋滞が発生し、延べ30時間も通行止めが発生しました」と語るのはセンター副所長の水野信義さん。
1日の通行量が約4万台という日本の東西を結ぶ大動脈が止まったのです。NEXCO中日本には富山県や長野県など豪雪地帯を走る高速道路もありますが、昨シーズンの通行止めは、NEXCO中日本名古屋支社管内では、この新名神高速道路だけだったそうです。それはなぜ?…
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