正解:A. 月の重心が表側に偏っているため

月の重心は月の中心ではなく、表側(地球から見える側)に偏っているため、重心が地球に引っ張られて、いつも表が地球に向いていると考えられています。
月の黒く見える部分を「海」と呼んでいますが、月の表は「海」が30%ほどを占めるため、「ウサギが餅を搗(つ)いている」といったような想像力が働く光景が生まれます。一方、月探査衛星が撮影した画像を見ると、月の裏に「海」は2%しかなく、殺風景なようです。