人気!気象予報士 初耳インタビュー(4)

才能全開中のマルチ気象予報士!

気象予報士
奥村政佳(おくむらまさよし)さん
撮影/晴山順平
奥村政佳(おくむらまさよし)さん
気象予報士、アカペラグループ「RAG FAIR(ラグフェア)」のボイス・パーカッショニスト、保育士、防災士、大学院生として、多方面で活躍する奥村政佳さん(38歳)。“マルチ・プレイヤー”にとって“気象予報士”とは?

17歳の最年少気象予報士!

幼少期より気象に興味を持ち始めたと言う
幼少期より気象に興味を持ち始めたと言う
──気象に興味を持ったきっかけは?
小学校入学前後、通信教育で気象に関する漫画を読んだことがきっかけで、気象や地震に興味を持ち始めました。
それからというもの、夏休みの自由研究では、毎年、雷や気象衛星ひまわりなどの気象関係を題材に取り組みました。中学校のときに「注意報・警報」について調べたことで、”情報としての気象”に興味を持ち、ますます気象の世界にのめり込むようになりました。
そんななか、高校1年生のときにたまたま読んでいた新聞記事で、気象予報士の試験が始まることを知ったんです。
──最年少気象予報士として、メディアで大きく取り上げられたとか。
1994年の第1回目の試験で学科をパスし、翌年に実技をパス。高校2年生の17歳で取得しました。当時としては最年少気象予報士ということで、センセーショナルに報道されて、通っていた高校までマスコミが押し寄せるほど。昼食の時間、カメラ5台に囲まれながらお弁当を食べたり(笑)。
当時の『サンケイスポーツ』掲載記事
当時の『サンケイスポーツ』掲載記事