スリムなボディでいつでもどこでも携帯できて、撮りたいときに素早く撮れて、自分好みのイメージに加工できて、すぐにTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSに投稿できる。この手軽感が専用機のデジタルカメラとは違うスマホ写真の醍醐味だろう。今回は、iPhone写真家の三井公一さんに空を撮るためのiPhone活用術はもちろん、「雲」「夕焼け」「虹」などの空の被写体別の撮影術まで指南してもらった。
すさまじい勢いで進化を続けるスマートフォンの機能だが、なかでも利用頻度が高く、スマートフォン自体の評価を大幅に左右するのがカメラ機能だ。最新機種の「iPhone 6 Plus」には光学式手ぶれ補正機構」が搭載され、悪条件下でも、よりノイズの少ない美しい写真を撮影することが可能になった。いまではデジカメ顔負けの機能を搭載するiPhone。機能が充実した一方でまだまだ使いこなせていない人も多い。
まずはiPhoneの機能をフル活用した撮影の基本を押さえておこう。