そら博イベント
振り返り
実験・工作エリア(実験その2)
- ペットボトルで雲をつくる実験
- 虹をつくる実験
- 光の色を見てみよう実験
- 気象キャスターネットワーク
- 熱中症セミナー
ペットボトルの中に雲を発生させる実験です。この実験も家にあるものやホームセンターにあるもので簡単に行うことができます。ただ、腕は少し疲れますがw
実験の方法はいたってシンプル。ペットボトルの中に少しだけぬるま湯を入れ、炭酸キーパー(ホームセンターなどで売っています。)を装着し、あとはひたすら炭酸キーパーを押してペットボトルの中に空気を入れてあげるだけ!
空気を入れれば入れるほど(圧力を上げるほど)ペットボトルの中の温度は上昇します。そして炭酸キーパーを開けることで、この空気が一気に冷やされペットボトルの中に雲が発生します。
ハッキリとした雲ができたでしょうか?その雲がアナタの努力の結晶ですw
雨上がりのあとに虹を見つけたら嬉しくなってしまいますよね。そんな虹を部屋の中で再現するための実験です。
実験の方法は簡単です。水が入ったペットボトルに懐中電灯の光をあて、反射した光を黒い画用紙に写すだけです。
私達が目にする太陽や照明など白い光は、実は7色、そう虹色でできています。今回の実験では空気と水の屈折率の違いをつかい白い光を7色に分ける(分光)ことで虹を再現しました。
実際に雨のあとの虹も、空中の水滴による分光により見えているのです。
「虹をつくる実験」でもお伝えしたように、白い光は赤、オレンジ、黄、緑、青、藍色、紫の7色からできています。「虹をつるく実験」では光の屈折による分光を観察しましたが、今回はCDを使い別の方法で分光させます。
光は波のひとつなので、細い隙間に入ると回りこむように広がります(回折)。また、光は波ですので強め合ったり弱めあったりします(干渉)。
このような現象がCDの表面で起こることにより、7色それぞれの光の波長が強め合う部分がみることができます。
今回使った懐中電灯ですと、緑色や青色が強め合う(干渉する)部分が観察しやすくなりました。
今回のそら博2015も2014に引き続き、お天気実験のプロフェッショナル、気象キャスターネットワークのみなさんに来ていただきました。
頭で考えるだけではなく、実際に見て、聞いて、触って、五感で感じるお天気実験でした。
実験としては、発電させて電車の模型を動かす装置、雷発生装置などなど。う~ん、改めてじっくりやってみたいw
暑い夏、夏バテ気味という方も多くなっていました。
そんな中、「熱中症」や「汗」のプロフェッショナルの大塚製薬さんにご協力のもと、熱中症と汗のかき方について教えていただきました。
当日は霧吹きを肌に吹きかけ、サーモグラフィーを用いて気化熱による温度変化を見ていきました。しっかりと汗をかくこと水分・塩分の補給をすることの大切さがよくわかりました。