最近、また暑さが戻ってきましたね。夏バテしてませんか?
まだまだ夏は中盤戦!無理しないのも大切ですが、たまにはいい汗をかいてリフレッシュするのもいいかもしれませんよ♪
「いい汗」といえば、こちらのアツさもハンパじゃない!甲子園では、高校球児たちが熱戦を繰り広げています。
今回は、そんな野球観戦を10倍楽しむ豆知識を紹介します。
甲子園(正式名称:阪神甲子園球場)が誕生したのは今から90年近く前、1924年(大正13年)で実は日本最古の球場なんです。
球場の特徴の一つに、「銀傘」という大きな屋根が
あります。この屋根、内野席に大きな日陰を作って
くれるだけではなく、最近では太陽光発電もしていて、年間の夜間照明分相当の電力を作っているそうです。
また甲子園ではグラウンドに撒く水などに地下水を
有効活用しているんです。こちらもすごくエコですね。
甲子園球場のライト方向(南)からレフト方向(北)に吹く海風は通称「浜風」と呼ばれています。
この浜風が吹くと、ライト方向への打球は向かい風になり、ボールが飛びにくくなったり、また逆にレフト方向への打球は流されて伸びることがあります。これにより選手達がいかに風をプレーの味方にするかも醍醐味の一つです。
また、球場の北西方向には雷雲を発生させやすい六甲山がそびえ立っているのですが、この浜風が吹くと、球場方向に雲が流れるのをブロックするため、天気が崩れにくいとも言われています。熱戦に文字通り水をささぬよう、浜風も頑張ってくれているようですね。
試合に負けた選手たちが集める光景でも有名な甲子園の土、実は天気や季節に配慮して、その配合を調整しているんです。
主に岡山、鹿児島、三重、鳥取、大分などで採られた黒土と、中国で採られた砂を使っているのですが、雨の多い春には水はけのいい砂を多めに、夏はボールを見やすくするため黒土を多めにブレンドしているそうです。
夏の青い空の下、真っ黒なグラウンドに弾む白球が映えて見えるのにも、天気や季節を考慮したノウハウがあったんですね。
甲子園に限ったことではないですが、夏の野球観戦は長時間屋外にいるので暑さと紫外線に十分注意が必要です。
甲子園でのオススメは「銀傘」の下、そして風が通りやすいスタンドの上の方の席です。服装はできるだけ半袖を避け、 帽子(キャップよりハット)とタオルなどで首元もしっかり守るのが賢明です。十分な水分補給と日焼け止めも忘れずに。
選手たちも一生懸命頑張っているので、私達も窓を開け、風を感じながら観戦すれば、臨場感UP!
冷たーい飲み物を片手に、ちょっと「セツデン」を頑張ってみるのもいいですね。
ニッポンの夏を熱く楽しもう!
ハンパじゃない暑さの夏を乗り切るべく、みんなからのアイデアリポートをもとに、夏の新しい過ごし方、ライフスタイルを提案していくコミュニティです。