立山は平年より1か月近く遅い観測
天気が回復して気象台から冠雪している様子が確認されたため、初冠雪が発表されています。立山は3000m超の標高を誇るため本州の山では早くに初冠雪を観測することが多いのですが、今年は寒気が南下しにくかった影響で平年より1か月近く遅い観測となりました。11月までずれ込むのは1977年の11月9日以来、2度目のことです。
そのほか、仙台からは泉ヶ岳、群馬県前橋からは仙ノ倉山の初冠雪も発表されました。
▼8日(金)の初冠雪(発表順)
泉ヶ岳(仙台) 平年より1日遅く、昨年より5日早い
白山(金沢) 平年より18日遅く、昨年より31日遅い
立山(富山) 平年より27日遅く、昨年より31日遅い
仙ノ倉山(前橋) 平年より10日遅く、昨年より17日遅い
この先しばらくは強い寒気の南下がないため、本格的な冬山の姿に変化するにはもう少し時間がかかりそうです。
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