気象庁の火山解説
火山活動の状況
14日から18日15時までの浅間山の火山活動の状況についてお知らせします。
今期間、火山性地震の日回数(速報値)は、14日36回、15日65回、16日64回、17日53回、18日15時までに53回でした。また、16日に実施した火山ガス(二酸化硫黄)観測では、1日あたりの放出量は400トン(前回10日300トン)でした。
火山性地震は、2024年4月中旬以降増加した状態が続いています。山体の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動は、2024年5月以降停滞しています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、2023年3月以前に比べて多い状態が続いています。
引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
今期間、火山性地震の日回数(速報値)は、14日36回、15日65回、16日64回、17日53回、18日15時までに53回でした。また、16日に実施した火山ガス(二酸化硫黄)観測では、1日あたりの放出量は400トン(前回10日300トン)でした。
火山性地震は、2024年4月中旬以降増加した状態が続いています。山体の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動は、2024年5月以降停滞しています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、2023年3月以前に比べて多い状態が続いています。
引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。
防災上の警戒事項等
山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。