アメリカ北西部の猛暑は解消
北米大陸では、アメリカ北西部でも熱波に見舞われていましたが、29日には気温は下がり始め、高温の峠は越えたとみられます。
28日に最高気温42.2℃を観測したワシントン州シアトルでは29日の最高気温は28.3℃となり、猛烈な暑さからは解放されました。
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「背の高い高気圧」がもたらす熱波
一連の暑さは、北米大陸の北西部で上空を流れる強い風、ジェット気流が大きく蛇行し、非常に背の高い高気圧に覆われていることが原因です。背の高い高気圧からの下降気流や南から次々に暖かな空気が流れ込んでいることなどの影響で、気温が上昇していると見られます。
このような背の高い高気圧による猛暑は、日本の夏にもたびたび発生します。特に太平洋高気圧と呼ばれる上空5~6kmほどの高さにある高気圧の上に、チベット高気圧と呼ばれる高さ10km程度の高気圧が重なるときは警戒を要します。
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