夏の高気圧は週末にかけて西日本を中心に覆います。九州北部や四国などの梅雨明けが目前に迫る一方、関東甲信はもう少し時間がかかる見込みです。

梅雨前線自体は活動を弱め天気図に描かれないようになるものの、その影響は残るため雲の広がりやすい天気が続きます。来週になると高気圧が勢力を増して、4日(火)から5日(水)にかけてようやく日本列島を広く覆うようになる予想です。

29日(水)の最新見解では、関東甲信で梅雨明けするのは4日(火)の可能性が高くなっています。関東の梅雨明けが8月にずれ込むのは2007年以来、13年ぶりのことです。名古屋も天気の回復が少し遅れ、東海の梅雨明けも8月になる見込みです。

西日本は週末にかけて晴れる所が多く、厳しい暑さになります。ただ、高気圧の勢力が強まらない分、安定した夏空とは行かず、ゲリラ豪雨の発生が懸念されます。
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