4月22日から噴火警戒レベルは1へ
吾妻山は大穴火口周辺の隆起・膨張を示す地殻変動が概ね停滞したことや、火山性地震の減少傾向は見られたことから、大穴火口から概ね1.5kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性が低くなったとして、4月22日に噴火警戒レベルを1に引き下げました。
5月はじめから火山性地震が増加
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その後、火山性地震は1日あたり10回未満で経過していましたが、5月に入り10回を超えるようになって、3日(金)には32回を観測。
5日(日)にはさらに増えて49回、今日7日(火)も9時までに22回発生しています。
5日(日)にはさらに増えて49回、今日7日(火)も9時までに22回発生しています。
大穴火口及びその周辺の噴気の状況に特段に変化は見られませんが、今後の火山活動の変化に注意が必要な状況です。
大穴火口や旧火口周辺では火山ガスの噴出が認められており、熱活動も継続していることから、火山灰や高温の土砂、熱水等が突発的に噴出するおそれがあります。
硫黄平橋周辺でも火山ガスに注意が必要です。
大穴火口や旧火口周辺では火山ガスの噴出が認められており、熱活動も継続していることから、火山灰や高温の土砂、熱水等が突発的に噴出するおそれがあります。
硫黄平橋周辺でも火山ガスに注意が必要です。