ピーク時は中心気圧が915hPaまで低下し、2月として初めて猛烈な勢力まで発達した台風2号。
ところが、最盛期でも強風域の直径が600kmあまりとそれほど大きな台風でなかったこともあり、鉛直シア(※)が大きな領域に入るとともに構造を維持できなくなって、勢力を弱めました。
26日(火)15時には915hPaだった中心気圧は、27日(水)15時に955hPa、28日(木)15時には1004hPaとなり、中心付近の風速も18m/sを下回って熱帯低気圧に変わっています。
ところが、最盛期でも強風域の直径が600kmあまりとそれほど大きな台風でなかったこともあり、鉛直シア(※)が大きな領域に入るとともに構造を維持できなくなって、勢力を弱めました。
26日(火)15時には915hPaだった中心気圧は、27日(水)15時に955hPa、28日(木)15時には1004hPaとなり、中心付近の風速も18m/sを下回って熱帯低気圧に変わっています。
衛星画像を見ても、26日(火)の段階でははっきりと見えていた台風の目が、27日(水)には確認できなくなり、28日(木)になると雲のすき間が多くなったこともわかります。
現在、南の海上で新たな熱帯低気圧にあるような雲は見られず、台風3号の発生はしばらく先になりそうです。
※鉛直シア:鉛直方向の風の強さや風向の違いを示す指標。鉛直シアが小さい=上空と地上の風の差が小さいほど、台風の発達に適している。
>>ウェザーニュース台風NEWS
現在、南の海上で新たな熱帯低気圧にあるような雲は見られず、台風3号の発生はしばらく先になりそうです。
※鉛直シア:鉛直方向の風の強さや風向の違いを示す指標。鉛直シアが小さい=上空と地上の風の差が小さいほど、台風の発達に適している。
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