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週刊地震情報
国内では3週間ぶりに震度4発生

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2018/02/18 14:02 ウェザーニュース

日本域の最近一週間の地震回数は前の週と大きく変わらず、総数は少なめの状況が続いています。ただ、約3週間ぶりに最大震度4の地震が長野県で発生しました。(2月12日~17日の集計)

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長野県で震度4の地震が発生

2月13日14時39分頃、長野県南部を震源とするM4.1の地震が発生しました。震源が約6kmと浅かったため、木曽町で震度4を観測。また、上松町や王滝村でも震度3を観測しています。長野県内で震度4を観測するのは昨年12月6日以来のことです。

今回の震源とほぼ同じ場所で、昨年6月25日にM5.6の地震が発生し、王滝村や木曽町は震度5強の強い揺れに見舞われました。

それ以前にもM4~5程度の地震は頻繁に発生しており、1984年にはM6.8の地震が発生。当時は地震計の数が少なかったこともあって、記録に残る最大震度は4(諏訪市や飯田市など)ですが、震源近くでは震度6以上の揺れがあったと考えられています。なお、震源に近い御嶽山の活動には変化は見られていません。

メキシコでM7.2、大きな被害の報告はなし

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アメリカ地質調査所の地震マップ
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しました。17日8時39分頃にはメキシコを震源とするM7.2の地震が発生し、震源近くのオアハカ州は強い揺れに見舞われました。震源が陸域だったため、津波は発生していません。建物に影響は出ているものの、死者はないとのことです。

メキシコでは昨年9月に大きな地震が相次いで、被害が出ていたこともあり、新たな地震がないか心配されます。
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