facebook line twitter mail

週末以降は日本海側や北日本で大雪に警戒

2018/02/02 21:15 ウェザーニュース

関東に雪を降らせた南岸低気圧は去りつつありますが、週末以降は日本海側や北日本太平洋側で大雪に警戒が必要になります。
>>あなたのエリアの積雪予想

またも強力な寒気が襲来

box0
上空に非常に強い寒気が流れ込み、日本海側では大雪に警戒が必要となります。
4日(日)~6日(火)にかけてが寒気のピークで、九州北部や瀬戸内でも雪の可能性があります。

動きの遅い日本海低気圧

box1
今回は上空の強い寒気に加えて、日本海に低気圧が存在します。この低気圧は動きが非常に遅く、6日(火)にかけて日本海北部をゆっくり東へ進む予想。日本海側だけでなく、北日本太平洋側でも雪が降り、道東など一部では大雪の恐れもあります。
>>日本海の低気圧の動きは?

また、低気圧の雪雲とは別に、日本海にはJPCZと呼ばれる、発達した雪雲も発生する予想です。特に北陸~山陰ではこの強い雪を降らせる雲がかかり続ける恐れがあり、大雪に警戒が必要です。

各エリアの雪の予想

box2
◆北日本◆
 北海道太平洋側(渡島半島・日高山脈) 50~70cm
 北海道オホーツク海側 30~50cm
 東北太平洋側 50~70cm
(5日9時までに予想される降雪量)

◆北陸~山陰◆
 総降雪量は100cmを超える大雪
 中国山地でも50cmを超える恐れあり
(4日以降、雪が降り続き、強い降りになることもあり)

◆東北日本海側◆
 主に、日本海にある動きの遅い低気圧周辺の雪雲の影響を受け、雪が長引く。

◆西日本平野部◆
 山陰や九州北部の平地でも6日にかけて雪となり、福岡などでも積雪の恐れがあります。
>>各地の3日先までの詳しい積雪予想

今回の雪は、以下の2つがポイントとなります。
 ・日本海側では、強い雪が長引くこと
 ・北日本の太平洋側でも強い雪が降ること

このあとも最新情報を確認して、大雪が予想されるエリアでは、こまめな除雪に加えて、燃料や食料品の備蓄、停電に備えて暖を取れるものを準備するなどの対策をお願いします。
  • お天気トピックス
    もっと見る

  • 公式SNSアカウント