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関東で様々な虹色現象 ハロ・アーク・幻日

2018/02/01 08:40 ウェザーニュース

きのう31日夜は皆既月食で盛り上がりましたが、きょう1日(木)の朝は、薄雲が広がっている関東で様々な虹色現象が見られています。
>>各地で見られた皆既月食の神秘

太陽の上に虹色カーブ

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千葉市稲毛区より(8:11)
「環天頂アークも♪ラテラルアークも見えます」

一番上にあって、太陽側にカーブしているものが「環天頂アーク」、それに接するように薄く見える、太陽を中心とした半円の虹色カーブが「ラテラルアーク」と呼ばれるものになります。

太陽の両脇にも光が!?

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横浜市中区より(8:03)
「幻日と言う現象?」

太陽の両脇に見える明るい部分を「幻日」、太陽を中心とした半円は「ハロ」と呼ばれるものになります。

虹色イロイロ

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これらの虹色現象とは、雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折してできる現象で、様々な種類があります。
ハロは太陽の周りの光の輪を指し、日暈(ひがさ)とも呼ばれます。
アークは太陽を中心として現れ、見える位置で名前が変わります。

今日の虹色現象は 「天気下り坂のサイン」

低気圧や前線が接近してくると、空高い所から空気が湿ってきて薄い雲ができますが、そこで虹色現象が発生しやすくなります。
このため、虹色現象は「天気下り坂のサイン」と呼ばれることがあります。

今日はまさしくこのサイン。
本州の南海上を進む低気圧や前線が西から接近中。このあと雲が厚みを増してきて、雨や雪が降る予想です。
>>このあとの天気は?
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