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ロシア・サハ共和国で−67℃を記録
来週は日本にも強烈寒波が襲来

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2018/01/19 16:21 ウェザーニュース

19日(金)朝の時点で、シベリア大陸上空にマイナス51℃以下という数年に1度の大寒波が襲来。極東ロシアのサハ共和国のヤクーツクでは、15日(月)にマイナス65℃、17日(水)にはマイナス67℃まで下がりました。

北極には、非常に冷たい空気の塊(北極気団)があって、これを中心として、周囲に膨らんだり縮んだりといった動きを繰り返しています。
膨らんだときには「寒気が南下する」などと表現され、北半球でも緯度が低いエリアまで影響が及びます。

来週、日本海側で大雪に警戒を

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上空5500m付近の寒気 24日(水)9時の予想
実は来週、この寒波が日本列島にも襲来する予想です。

22日(月)に南岸低気圧が通過した後に、日本の上空5500m付近にマイナス36℃以下という大雪の目安となる強い寒気が流れ込みます。
さすがに、マイナス60℃以下というような恐ろしいほどの極寒になることはありませんが、25日(木)頃は全国的に最高気温が5℃前後という厳しい寒さ。北陸では昼間でも氷点下という予想です。
また、来週末にかけて北陸を中心に前回を上回るほどの大雪になる恐れが出てきています。

大雪に備えて、週末のうちにできる限りの雪下ろしや、念のため食料や燃料の備えをしておくといいかもしれません。
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>>JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)とは?
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