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期間限定!東京で「環天頂アーク」出現

2018/01/16 15:29 ウェザーニュース

今日16日(火)は、太平洋側で日差しが届き、寒さが緩んでいる所が多くなっています。
そんな中、東京や千葉では、青空に環天頂アークなどの虹色現象が出現しました。

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東京都足立区より(16日14:22撮影)
「環天頂アーク見えてますよ~」

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千葉県市川市より(16日14:20撮影)
「信号待ちのしている時、爆音を立てて飛ぶヘリが気になって見上げたら…。」

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千葉県我孫子市より(16日14:11撮影)
「虹色日和」


写真の1枚目・2枚目は「環天頂アーク」という現象で、天頂を中心に現れる虹色の円弧の一部です。通常の虹とはアーチの形状が逆に見えるため、「逆さ虹」とも呼ばれます。

通常の虹は、雨粒(水滴)によって現れますが、環天頂アークは、六角形の板状の氷の結晶に太陽の光が当たって見られます。

真昼に現れるのは季節限定!

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環天頂アークは、太陽高度が約32度以上ある時、つまり太陽が空高く昇っている時には見られません。このため、今日のようにお昼時でも環天頂アークを見られるのは、冬の限られたときだけになります。

例えば、東京では12月上旬〜1月上旬のみ。南に位置する那覇では、1年を通して、朝か夕方近くにならないと見られません。

期間限定の現象であることに加え、今日は全国的に雲が広がっていたので、見られた方はとってもラッキーですね!
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