冬型の気圧配置が強まり、日本海側の広い範囲で雪が降っています。今日11日（木）は、特に風がぶつかり合うことで発生した「日本海寒帯気団収束帯（JPCZ）」による活発な雪雲が流れ込む北陸エリアで雪が強まっています。
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新潟県長岡市では11日10時までの1時間で8cm積雪が増加するなど、昨夜から今朝にかけて各地で積雪が急増しています。

◆11日11時現在の積雪
新潟県阿賀町津川
111cm（24時間で＋81cm）

富山県富山市
29cm（10日17時まで0cm）

福井県福井市
23cm（24時間で＋20cm）

北陸は、今夜にかけてはさらに活発な雪雲のラインが通過し、金沢市や富山市など市街地でも1時間に5～10cmに達するような激しい降り方になる恐れがあります。短い時間で積雪が急増し、路面状況が一気に悪化することが考えられますので、移動の際は十分な注意が必要です。
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また、今日は比較的雪が落ち着き、日差しの出ている北海道も午後は天気急変に要注意。日本海を進む低気圧の雪雲が午後になると、道央、道南に日本海側にかかり始め、夕方から夜にかけて局地的に激しい雪を降らせそうです。突風を伴い、いきなり視界不良になることもあるため、油断はできません。
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