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冬の乾燥を上手に活用! 残ったお餅で絶品「干し餅」

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2018/01/11 10:35 ウェザーニュース

首都圏の湿度は、10月から徐々に低下。12月に入ると平均湿度(2016年)は60%を切り、1月はさらに低くなる傾向にあります。日本列島全体でみても空気の乾燥状態が続く時季でもあります。

乾燥状態が続くと肌の荒れに始まり、インフルエンザ、ノロウィルスが猛威をふるう、火事が起きやすいとあまり良いことがないようにも思えます。しかしこの気候を逆に利用して、お正月で余った餅の有効活用をしてみませんか。

1月11日は鏡開きですが、保存がきき、食べたい時においしくいただけるとっておきの方法、それが「干し餅」です。「干し餅」は干せば干すほどおいしくなるので、この時季の乾燥状態を利用してカラッカラに干し上げましょう。

簡単、ただ干すだけ!

餅は、乾燥するとひび割れてきます。これを利用してひびに沿って大雑把に割ったら、あとはザルなどに入れて天日干しするだけ。1ヵ月ぐらい干すと水分が完全に抜けてカチカチになり、さらにひび割れて細かくなります。

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干し上がると石のように固くなる
いったん乾燥させると常温でもカビないので、非常食にもなります。餅は鏡餅、のし餅など何でもOK。揚げたり、焼いたりするには2cm四方ぐらいのかけらになった方が火が通りやすくなります。また、保存すればするほど水分が完全に抜けて、サックサクのおかきになります。

干し餅の「揚げおかき」の作り方

よく乾いた干し餅は揚げると驚くほどふくらんで、軽いおかきになります。揚がったら味噌と味醂、醤油と七味などで味をつければ、手が止まらない美味しさに大変身!

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プロ顔負けの「揚げおかき」
作り方は低温の油で10分ほど「干し餅」がふくらみ、きつね色になるまでじっくり揚げるだけ。あとはみりんで溶いた味噌をかけたり、醤油と七味をふったりと好みの味付けをします。自宅でできるプロ顔負けの「揚げおかき」に感激するはずです。
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