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今日は仕事始め?御用始め?

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2018/01/04 05:52 ウェザーニュース

年が明けて早4日。まだまだお正月気分が抜けていないのではないでしょうか。

でも、1月4日は御用始め!頑張っていかなきゃですね〜。
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ところで、「仕事始め」はよく聞きますが、「御用始め」とは一体なんなのでしょう…?

御用の意味

そもそも「御用」という言葉には以下のような意味があります。

・ある人を敬って、その用事・入用などをいう語。また、用事・入用などを丁寧にいう語。「何かご用ですか」など。
・宮中・政府などの公の用務・用命。
・捕り手が官命で犯人を捕らえること。また、そのときのかけ声。転じて、警察につかまること。
・権力のある者にへつらい、自主性のない者を軽蔑していう語。
・「御用聞き」の略。
(デジタル大辞泉より)

「何か御用ですか?」や、時代劇でよく登場する「御用だ!御用だ!」はわりと聞いたことがありますが、今回紹介する御用始めはどの意味と関係があるのでしょうか。

御用始めって一体…?

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御用始めとは、各官公庁でその年の執務を始めることです。年によって多少変わりますが、多くは1月4日が御用始めの日とされています。
先ほどの御用の意味の中では、2番目が関係しているようです。

今ではあまり馴染みのない言葉となっていますが、昔は民間の企業に対しても御用始めという表現を使っていたようです。
ただ、堅苦しいというイメージが強いため、現在の「仕事始め」という言葉を広く使うようになりました。

法律で休みが決まっている

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御用始めという言葉があるのですから、当然納める日もあります。
御用納めは12月28日が一般的です。つまり公務員の方のお休みは12月29日〜1月3日まで。
実はこのお休みの期間は行政機関の休日に関する法律によって定められているのです。

また、法律で決められているといえば、銀行も銀行法という法律で12月31日〜1月3日までお休みとなっています。

年末年始こそ忙しいサービス業の方からすると、「休みが法律で決められているなんてうらやましい…」なんて思ってしまいますよね。

仕事始めはフレッシュに

多くの方が、仕事始めの日は憂うつに感じるものです。しかし、そんな時だからこそ、少し早めに出社して、上司や同僚に「今年も宜しくお願い致します」と挨拶すると、周りの印象が変わってきます。
昨年入社した新人さんは特に積極的に行っていきたいですね。
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