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縁起良く だるま型の初日の出 蜃気楼の一種 静岡

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2018/01/01 09:09 ウェザーニュース

静岡県の大井川河口近くに位置する吉田町では、縁起の良い“だるま型”に見える初日の出が見られました。

〔リンク〕全国の初詣スポット情報

この現象は一般的に「だるま太陽」や「だるま朝陽」と呼ばれるもので、冬にまれに見られる現象です。
空気の密度が鉛直方向に急激に変化している状態の時に風景が歪んで見える「下位蜃気楼」現象によるもので、十分に冷やされた空気の下層が海面により暖められることで密度差が大きくなり、下側に朝陽の虚像が見えることでだるま型になるといわれています。

今朝の静岡では最低気温が1.2 ℃まで下がり、厳しい冷え込みとなっていました。駿河湾付近の海面水温は15℃程度あり、海面との温度差が大きくなったことなどから、だるま朝陽が見られたようです。

2018年の初日の出が見られたエリア

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大晦日は広範囲で雨や雪が降りましたが、元旦は太平洋側を中心に天気が回復。関東や近畿など多くのエリアで初日の出が見られました。

一方、日本海側の各地や北海道では雨や雪が降り、初日の出が見られる天気ではありませんでした。今日は東北の日本海側を中心に雨や雪が強く降り、広範囲で風も強まる予想です。外出の際は十分にお気をつけください。

〔リンク〕全国の初詣スポット情報
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