16日5時57分頃、大阪湾の西側、淡路島の東岸付近でM3.6の地震が発生しました。地震の規模そのものは小さかったものの、震源に近かった洲本市で震度3を観測しています。冬の早朝、淡路島で連想するのはやはり阪神・淡路大震災。発生時刻が1995年1月17日5時46分と今回と同じような冬の朝でした。

ただ、16日の地震は阪神・淡路大震災の余震域に比べるとやや南側で、2014年8月26日に今回と似たような規模のM4.2の地震が発生しています。地震は場所や時間を選びませんので、いざという時に慌てないような普段からの心がけが重要です。

12月16日にインドネシア・ジャワ島南岸でM6.5の地震が発生。津波は起こりませんでしたが、陸地に近い震源だったため揺れが強く、建物の損壊によって2人が亡くなったと伝えられています。また、今回の地震では首都のジャカルタでも揺れを感じました。

日本と並ぶ地震国のインドネシアではありますが、首都のジャカルタは比較的地震が少なく、ウェザーニューズの現地スタッフによると、多少のパニックになった方もいるとのことです。日本でも同じように、あまり揺れた経験がないからといっても、油断は禁物と言えます。