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西・東のお出かけは土曜日に

2017/12/07 04:45 ウェザーニュース

今週末は、北日本や日本海側では雨・雪が降りやすく、強雪や積雪増加に注意が必要です。
一方、西・東日本の太平洋側は土曜日に日差しが届くところが多く、お出かけを楽しめそうです。
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エリアごとの解説

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北日本・北陸:雪の降る週末

8日(金)にかけて低気圧や前線が通過するため、北海道道東などでも大雪や積雪の恐れがあります。
その後、9日(土)は冬型の気圧配置となり、日本海側ほど雨や雪。北陸や東北日本海側では、風のぶつかり(JPCZ:日本海寒帯気団収束帯)による雷・突風・アラレの恐れもあるため、注意が必要です。

10日(日)になると、再び低気圧や前線が通過し、短時間強雨・強雪の可能性があります。

西・東日本:土曜日は太平洋側ほどGOOD

9日(土)は冬型の気圧配置になるため、太平洋側ほど日差しが届いて穏やかな天気。終盤を迎えている紅葉を見に行くなら、土曜日がチャンスです。ただ、寒気が南下する影響で真冬の寒さになるため、寒さ対策は必須!

10日(日)は本州の南岸を低気圧・前線が通過します。西日本を中心に傘の出番となるため、洗濯など日差しの活用は土曜日のうちがオススメです。

沖縄・奄美:この時期らしい体感

雲の多いものの、週末は日差しのチャンスもありそうです。暑さは落ち着き、この時期らしい体感に。長袖や上着が活躍します。
>>各地点の天気はこちらから

来週は最強寒気が襲来か

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12日9時・上空1500m付近の寒気予想
来週中頃になると、今シーズン最強の寒気が襲来する予想です。現時点では、西・東日本でも「平地でも雪となる目安(上空1500m付近で-6℃)の寒気」に覆われ、西日本日本海側~北陸にかけては-9℃の寒気がかかる予想。
特に北陸や北日本日本海側では大雪の恐れがあり、東海でも雪雲の流れ込みによって初雪の可能性もあります。

まだ寒気の強さや雪雲のでき方によって、予想が変わることもあるため、随時最新情報をご確認ください。