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台風よりも危険!?
低気圧が938hPaまで発達か

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2017/10/30 07:44 ウェザーニュース

台風22号から変わった低気圧は三陸沖を北上しながら急発達をしています。
温帯低気圧に変わった30日(月)0時に980hPaだった中心気圧は、午前3時に972hPaまで低下。今夜9時にはオホーツク海まで進んで、938hPaまで低下すると予想されています。

近年、まれにみる急発達

最近では2014年11月にベーリング海で920hPaまで発達した記録がありますが、930hPaまで発達する低気圧はそう多くはありません。

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温帯低気圧 発達の仕組み
台風として南から運んできた暖かな空気と、大陸から流れ込んでいる寒気の温度差が非常に大きく、この温度差が急発達の要因です。

北日本では暴風に警戒を

今日は北日本を中心に強い風が吹き荒れ、倒木や飛来物などに警戒が必要です。また、交通機関に大きな影響が出ることも予想されます。

さらに急激な気圧の低下により、北海道の道東エリアでは高潮による浸水の恐れもありますので、併せてご注意ください。

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