【22号】土曜日に沖縄・奄美直撃、週明けにかけ西～東に接近の恐れ

2017/10/26 17:41 ウェザーニュース

26日(木)15時現在、台風22号はフィリピンの東を北西に進んでいます。

今後も発達しながら北上し、28日(土)頃には沖縄本島に最接近。その後、西・東日本に接近する恐れがあります。

沖縄では波が段々と高くなり、風も少しずつ強まってきます。早めに飛びやすいものを屋内へ入れるなど、台風対策を行ってください。

ただ、まだ沖縄付近を通った後の進路・速度が定まっていないため、今後の見解は変わる可能性があります。最新の情報をこまめにご確認ください。

＞＞あなたの街への雨風の影響は？

▼台風22号(サオラー) 26日15時現在
　大きさ　　　　ー
　強さ　　　　　ー
　方向・速さ　　北西 20km/h
　中心気圧　　　992hPa
　最大風速　　　23m/s
　最大瞬間風速　35m/s

※サオラー：ウシ科の草食動物。ベトナムレイヨウ。ベトナムで発見されたが、詳しい生態は不明。絶滅危惧種。

台風の進路と見解

日本の南で転向か

台風22号は太平洋高気圧の縁辺に沿って進む予想ですが、現段階では沖縄付近を通った後の進路・速度にはかなりの幅があります。

日本への影響度合いは、「く」の字の曲がり始める位置で大きく異なります。

曲がり始める位置別の影響度
【１】沖縄付近で転向
沖縄諸島への直接の影響のほか、21号の時と同様に秋雨前線を刺激し本州では接近前から雨が続くところも。また接近時は台風の外側の雨雲による直接の影響もあります。西・東日本は太平洋側ほど強い雨風の可能性があります。

【２】西日本のはるか南で転向
伊豆諸島は警戒。その他は大きな影響はなさそうです。

【３】それよりも東で転向
小笠原諸島では警戒。その他は大きな影響はなさそうです。

今後も最新の情報を随時ご確認下さい。
＞＞6機関の最新の予想進路