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バリ島アグン山で地震急増 噴火の危険性が高まる

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2017/09/26 08:55 ウェザーニュース

バリ島の最高峰でもある、アグン山の活動が活発化し、噴火の危険性が高まっています。アグン山周辺では今月中頃から火山活動に伴う地震が急増、特にここ数日は浅い所での地震が増えてきました。

地下のマグマが上昇していることを示唆しており、現地当局は警戒レベルを最高ランクの4に引き上げ、警戒を呼びかけています。

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インドネシア火山地質災害対策局による日別の地震回数
インドネシアは環太平洋造山帯に位置し、日本と同じように火山活動が非常に活発な国のひとつ。その中にあるアグン山はバリ島の北東部に位置する火山で、富士山によく似たシルエットを持つ成層火山です。
1843年や1963~64年にかけて火山爆発指数(VEI)が5と推定される大噴火を起こし、1963年~64年の噴火では1000人を超える犠牲者を出しました。

現段階で噴火の規模を見積もるのは難しい状況ですが、広範囲に影響する懸念があり、注視が必要です。

※日本では1707年12月16日に起きた富士山の宝永噴火がVEI5と推定されています。
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