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【台風18号】海面水温の高いエリアを通過中、発達し九州直撃か

2017/09/14 12:20 ウェザーニュース

先島諸島に影響をもたらしている、台風18号。「非常に強い台風」まで勢力を強めて日本に接近中です。

この勢力を強めた大きな要因の一つに「海面水温」があります。

勢力に影響する海面水温28℃

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日本付近の最新の海水温マップに、今日14日10時現在の台風進路図を重ねてみました。

一般的に、台風の発生・発達に必要な海面温度は26.5℃、また、さらに発達・維持するために必要な海面水温の条件はおよそ28℃以上と言われています。

14日9時現在の台風の位置が東経124度の辺りですが、このあたりの海域の海面温度は30℃。

また、本州の南海上の東経140度より西でも30℃近くと、台風の勢力発達・維持に十分な水温となっています

今後も発達傾向で3連休は日本縦断か

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暖かな海域を進むコースになるほど台風の勢力が衰えず、さらに危険な進路と言えそうです。

台風18号は先島諸島を通過して、しばらく北寄りに進んだ後は、東シナ海で東寄りに向きを変え、西日本に接近または上陸する可能性が高くなっています。
3連休は日本列島を縦断する恐れもあるため、今後の動向に注意が必要です。

※きょう(木)夕方には、3連休の本州への影響をお伝えできる予定です。
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