【九州北部】週中頃まで雨具の出番
2017/09/05 07:51 ウェザーニュース
今週はスッキリしない空が続きます。一時的に強まる雨にも注意が必要です。
現地の様子
熊本県熊本市(15日08:46)
「上流では雨がかなり降った様で河の水位が上がっています」
九州では激しい雷雨となり、道路が冠水しているところも。熊本県八代市付近では1時間雨量約110ミリという猛烈な雨を記録。熊本地方気象台は15日2時30分に「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
また、熊本県八代市鏡町付近でも1時間雨量約110ミリという猛烈な雨を記録。熊本地方気象台は15日2時45分に「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
◆予想雨量(14日12時〜15日24時)
※いずれも多い所・最悪の値
▽総雨量
・長崎、熊本 :200mm超
・その他の九州:150mm
▽時間雨量
100mm/h
(悪めの予想は)
九州や山口では断続的に強雨が続き、大雨に要警戒。特に15日(火)午前中までは激しい雨が降るタイミングもあり、道路冠水や河川増水、土砂災害の恐れがあります。雨が止むタイミングがあっても、油断は禁物です。
◆被災地は二次災害にも要警戒
九州北部豪雨で災害が発生した福岡県朝倉市や大分県日田市では、新たな災害の発生や、これまでに起こった災害の拡大にも警戒してください。
急な斜面や崖、増水した河川には近づかず、避難する際は明るいうちに複数人数で行動するようにしてください。
※見解は変わる可能性もあるため、随時最新情報をご確認ください。
7日(木)は強雨の恐れあり
5日(火)は午前中ほど傘が活躍します。一時的にザっと雨が強まることも。午後は段々と雨が止んでいくので、帰り道は傘の置忘れにご注意ください。
雨の降りやすい天気は7日(木)頃まで続きます。特に、7日(木)は、九州北部豪雨被災地付近でも雨が強まる恐れがあります。南から湿った風が入りやすく、ムシムシジメジメとした体感も戻りそうです。
8日(金)週末からは、移動性高気圧に覆われるため、日差しが届き、屋外の作業も勧めやすくなります。体感的にもカラッと爽やかな暑さに変わりますし、夜の寝苦しさは和らぎそうです。
週後半は汗ばむ暑さと雷雨に注意
週後半になると汗ばむ暑さが戻ります。屋内外問わず、こまめな水分や塩分補給など熱中症対策を行ってください。
また、午後は急な雷雨に注意が必要です。