積乱雲から吹き出す冷たい空気と、その前面にある暖かな空気がぶつかり合うことで発生する雲で、突風や激しい雷雨などの前兆となることが多くあります。

積乱雲の前面にアーチ状に形成されることから、「アーチ雲」とも呼ばれます。

アーチ雲を見た時に、最も警戒しなければいけないのは突風です。積乱雲から吹き出す冷たい風が突風となり、被害を与えることがあります。
次に突然の大雨をもたらすことがあります。積乱雲は短時間ですが猛烈な雨を降らせるため、道路の冠水や河川の急な氾濫などに注意が必要です。
さらに、落雷や気温の急低下など様々な現象が短時間（1時間以内）で発生する可能性があります。

今日の北陸地方は、高気圧の縁を回る非常に湿った空気の影響で、特に午前中に雨が降りやすい状況です。このような雲を見かけたら、突風や雷に備え、早めに建物の中に避難するようにしてください。

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