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【台風】依然動き遅く奄美大島で300ミリ超の大雨

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2017/08/05 08:06 ウェザーニュース

台風5号は5日4時現在、屋久島の南海上でほとんど停滞しています。
中心の気圧は965hPaと幾分弱まったものの、依然として強い勢力を保っています。

台風周辺の活発な雨雲は昨夜から奄美大島にかかり続けており、名瀬市では5時までの24時間に335.5mmの雨を観測。
すでに8月1ヶ月分の雨量(268.2mm)を大きく上回る大雨となっています。

活発な雨雲はこの先も流れ込みやすく、さらに雨量は増えていく見込みです。土砂災害の危険性が非常に高まっていますので、厳重な警戒が必要です。

▼現在の雨雲の様子
radar anim

※レーダー動画が正しく反映されない場合は、オリジナルサイトからご確認ください。

また、風は種子島・屋久島で強まっていて、屋久島では30.3m/s、種子島で30.0m/sを観測しました。台風の北上に伴い、今後はさらに風が強まり、外出危険な状況が続きます。

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今後はゆっくりと北上を続け、トカラ列島や種子島・屋久島を暴風域に巻き込んでいきます。6日(日)になるとやや東寄りに進路を変え、強い勢力のまま九州の南部に接近、上陸する見込みです。

その後はやや速度を上げて、四国、中国地方を通過していきます。進路に当たるエリアでは特に警戒をしてください。
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