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【台風5号】行く末は定まらず、小笠原諸島は29日〜8月4日頃にかけて荒天警戒

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2017/07/28 20:26 ウェザーニュース

強い勢力の台風5号(ノルー※)は28日(金)18時現在、小笠原諸島の近海を南西に進んでいます。29日には父島にかなり近づき、風速25m/s以上の暴風域に入る恐れがあります。小笠原諸島では暴風雨や高波に対する警戒が必要です。

▽現在の情報(18時現在)
大きさ --
強さ 強い
方向・速さ 南西 20km/h
中心気圧 975hPa
最大風速 35m/s
最大瞬間風速 50m/s

※ノルー…韓国の言葉で「のろしか」

台風5号の進路予想

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30日(日)になると父島の南に離れていきますが、その後は全く進路が定まりません。

現在、台風がある辺りは上空の風が非常に弱くなっています。それに加え、北西側の九州付近や北東側に高気圧があって、どちらにも進めない状況になります。
このため1日(火)以降の進路は非常に予測が難しく、台風の中心が70%の確率で入る予報円が重なり合うような状況となりました。

小笠原諸島では長期間荒天に
このため、小笠原諸島では明日~8月4日(金)頃にかけての長期間、大雨・暴風・高波が続く見込みです。
生活・交通への大きな影響が予想され、食料など生活物資が不足する恐れもあるため、できれば1週間くらいの備えをお願いします。
また、冠水や土砂災害・停電などの被害の恐れも。最大級の備えしてください。

最新見解に注意
台風の進路は高気圧の勢力の変化や、上空の気圧の谷の南下などの条件次第で大きく変わります。小笠原付近に長期間居座ったり、急激に北上を始めるなど、様々な可能性が考えられるため、常に最新の情報を確認するようにしてください。
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