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【傘調査2017】
東京都は、傘の年間購入数・所有数・ビニール傘所有数の3項目でトップ

2017/06/13 14:27 ウェザーニュース

東京都は、傘の年間購入数・傘の所有数・ビニール傘の所有数の3項目全てでトップ

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「1年に何本傘を買う?」と質問に対して寄せられた回答の結果、全国平均は0.6本でした。

都道府県別では1位が東京都で0.9本、次いで福岡県、神奈川県となりました。

購入するタイミングについて、調査に参加した東京都の方からは、「外出先で急な雨に降られたとき」や「傘を忘れた場合は濡れるのがイヤだから買う」などのコメントをいただきました。

2014年に実施した「世界の傘事情調査」では、東京都は弱い雨で傘を差す割合が全国で最も高いという結果が出ており、少しの雨でも傘を購入する方が多いのかもしれません。

一方で、1年で1本も傘を購入しない割合は、全体で約6割にのぼり、都道府県別で傘の購入数が低かったのは、岩手県や青森県、香川県など、年間の降水量が比較的少ないエリアとなりました。

岩手県の方からは、「ここ数年買ったことがない」や「普段車なので持ち歩かない」などのコメントをいただきました。

傘の所有数は全国平均3.6本

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「傘を何本持っている?」という質問に対して寄せられた回答の結果、傘の所有数の全国平均は3.6本でした。

都道府県別でみてみると、1人あたりが持つ傘の本数が1番多かったのは東京都で4.1本、次いで神奈川県、京都府となりました。

そのうちビニール傘は1.6本で、ともに東京都がトップ

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また、「持っている傘のうち、ビニール傘は何本?」という質問に対して寄せられた回答の結果、ビニール傘の所有数は全国平均で1.6本でした。

都道府県別では、1位が東京都で1.9本、次いで大阪府、千葉県となり、こちらも同様に、上位に首都圏や近畿の都府県が多くなりました。

【考えられる理由】
1、電車やバスなど公共交通機関を主な移動手段としている人が多く、傘の使用頻度が高い
2、大都市にはコンビニエンスストアなど傘を購入できる場所が多い
などが挙げられます。

一方で、ビニール傘の所有数が少ないのは、佐賀県や宮崎県、高知県となり、年間の降水量が多いエリアとなりました。

九州や四国では、大雨や長雨となることが多く、傘を持っている時間が長いと考えられます。そのため、ビニール傘よりも、丈夫で長年使用できる傘や、色や柄など自分好みの傘を好む方が多いのかもしれません。
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