9日10時54分頃に宮古島近海を震源とするM6.4の地震が発生しました。最大震度は3に留まりましたが、マグニチュードがやや大きかったこともあり、海面変動（小さな津波）発生に関する注意喚起も行われています。

宮古島の周辺では、この所地震活動が活発になっています。1938年にはM7.2、1926年にはM7.0と過去にはM7クラスの地震が発生した記録も残っており、今後の状況は注視する必要があります。

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は宮古島近海の地震を含め、5回発生しました。

・バヌアツで5月9日にM6.8の地震が発生
震源が深かったため、揺れや津波による影響は出ていません。

・中国のウイグル自治区で5月11日にM5.4の地震が発生
建物の多くが倒壊し、死者も出ています。現地報道などによると、建物の耐震性能が低いことが大きく影響していると見られます。

同じような揺れでも耐震レベルに寄って被害が大きく変化しますので、自宅などの耐震がどのようになっているかは、しっかり把握しておいた方が良いでしょう。