土用は夏だけじゃなかった?!
土用には、季節の変わり目の意味があり、立春・立夏・立秋・立冬の前にそれぞれ土用があります。
つまり1年に4回あるんです。
特に有名な夏の土用というのは、立秋の前までの約18日間を指しています。
少々認知度が低い冬の土用は、1月17日から立春の前の2月3日までの約18日間となります。
まだまだ厳しい冬の寒さが続いていますが、すでに暦の上では着々と春に向かって季節が変わり始めているようです。
つまり1年に4回あるんです。
特に有名な夏の土用というのは、立秋の前までの約18日間を指しています。
少々認知度が低い冬の土用は、1月17日から立春の前の2月3日までの約18日間となります。
まだまだ厳しい冬の寒さが続いていますが、すでに暦の上では着々と春に向かって季節が変わり始めているようです。
土用波ってそもそも何?
夏の土用の頃は、日本のはるか南の海上にある台風によって、海岸では風が吹いていないのに、高い波が打ち寄せてくることがあります。
これこそが土用波。
遠くの海上でおこった海面の乱れが、うねりとなって海岸に届くもので、その場所の天気には関係なく海水浴などの海のレジャーを楽しむ人にとって危険な波とされています。
これこそが土用波。
遠くの海上でおこった海面の乱れが、うねりとなって海岸に届くもので、その場所の天気には関係なく海水浴などの海のレジャーを楽しむ人にとって危険な波とされています。
冬も要注意
土用波は、夏だけではなく、冬の穏やかに晴れている時にも押し寄せてくることがあります。
真冬に台風が発達することはめったにありませんが、かわりに、低気圧が北日本の東の海上で発達します。
冬の低気圧は、千島の東海上やアリューシャン付近まで離れていったとしても、台風並みに発達し、海上では大きなうねりを作ります。
このため、低気圧が遠ざかったあと、冬型が緩んできても安心はできません。
この時作られるうねりは、北海道のオホーツク海側と太平洋側の海岸、それに東北の太平洋側まで届いてきます。
夏と違い、冬の海に入る方は少数ですが、冬の土用波も十分注意が必要なので、知識として覚えておくと良さそうです。
真冬に台風が発達することはめったにありませんが、かわりに、低気圧が北日本の東の海上で発達します。
冬の低気圧は、千島の東海上やアリューシャン付近まで離れていったとしても、台風並みに発達し、海上では大きなうねりを作ります。
このため、低気圧が遠ざかったあと、冬型が緩んできても安心はできません。
この時作られるうねりは、北海道のオホーツク海側と太平洋側の海岸、それに東北の太平洋側まで届いてきます。
夏と違い、冬の海に入る方は少数ですが、冬の土用波も十分注意が必要なので、知識として覚えておくと良さそうです。
参考資料など
NHK気象ハンドブック
高島暦
高島暦