「吹雪は澤越しの風に乗り 勢い良く吹きつけます。今夜も30cm位の新雪？？かな。」

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11日(水)は東北日本海側で大雪・吹雪となりましたが、今後は大雪エリアが南下。北陸や長野・飛騨方面でも大雪に警戒が必要です。

上空5000m付近で−40℃前後の寒気が、段々と北陸まで南下。さらに、「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」が北陸方面にやってきます。この影響で、北陸では週明けにかけて災害レベルの大雪となる恐れがあります。期間を通しての降雪量が300cmくらいになる可能性も。

◆大雪ピーク
・新潟　～16日(月)
・富山、石川、福井　14日(土)～16日(月)

このため、給油や食料の買い出しなどは3〜4日程度の備蓄をお願いします。

さらに週末は、名古屋・大阪・広島・松山・福岡にも雪アイコン。名古屋周辺では積雪の可能性も出てきています。

一般に850hPa（上空約1500m）の気温が-6℃を下回ると雪になると言われていますが、14日(土)9時頃は、さらに強い-9℃の寒気が東海から九州まで流れ込む見込みです。
上空の寒気が強いと、日本海側から山を越えて、太平洋側にも雪雲が流れ込みやすく、広島市や松山市、福岡市でも雪の可能性があり、名古屋市周辺でも積雪の恐れがあります。

週末はセンター試験が開催されます。受験生や送迎など予定されているご家族のみなさんは、最新の交通情報や雪情報をこまめに確認。積雪が予想されるエリアでは安全な靴選び、車で外出する予定のある方は冬装備が必須です。
また、大雪となり交通への影響が心配されるエリアでは前日からの宿泊などスケジュール調整など検討を。