【最新見解】1月3日はしぶんぎ座流星群
2017/01/02 21:44 ウェザーニュース
年明け早々の1月3日(火)夜、3大流星群の1つしぶんぎ座流星群が出現ピークを迎えます!
三が日の最終日、新年の願い事を胸に流星観測を楽しんでみませんか。
どんな流星群?
1月4日3時頃の放射点の位置(東京)
放射点:この点を中心にして流星が出現
しぶんぎ座流星群は、1年間の中でも特に流星の出現数が多い、3大流星群の1つです。
ただ、出現が活発になるのはピーク時間の前後数時間だけ…。そのため、出現ピーク時間が夜になるか昼間になるかで、かなり見える数が変わってくる、当たりハズレの大きい流星群です。
さて、そうなると気になってくるのは、今回どうなのか?ということですが…なんと!今回は好条件となりそうです。
今回は世界一の好条件!?
2017年のしぶんぎ座流星群は、出現ピークが3日(火)23時頃。また、深夜になると月が沈むため、月明かりの心配はありません。夜遅くには段々と放射点が昇ってくるため、好条件で流星観測を楽しめそうです。
世界でみると、最も観測条件がよくなるのは太平洋上とのこと。(流星電波観測国際プロジェクトHPより)
つまり、実質的に観測できる場所で一番の好条件となるのは日本と言えそうです。
今回、ピーク時には最大で1時間に35個もの流星が見えるようです。(国立天文台HPより)
3日(火)深夜~4日(水)明け方は、流星の出現に期待です!
肝心の当日の天気は?
太平洋側ほどGOOD!
1月3日(火)夜は弱い冬型の気圧配置のため、日本海側ほど雲が広がりやすく、太平洋側ほど流れ星を見るチャンスです。
ただ、日本海と関東の沖合に低気圧が発生する可能性があり、太平洋側にも広範囲に雲が広がってしまう恐れがあります。
※低気圧の発達程度は変わる可能性があるので、随時最新の見解をご確認ください。
全国7ヵ所から生中継
1月3日(火)夜は、全国7ヵ所から流星の生中継を実施します。
年始で何かと忙しくじっくり夜空を見られない場合や、あいにくの天気で見えない場合でも、流星をお楽しみいただけます。ぜひ、こちらもお見逃しなく!
▼流星中継の配信日時
【1】流星特別番組
1月3日(火)22時~25時
【2】縦型流星番組(スマホ向け)
1月3日(火)21時~23時
▼配信予定メディア
YouTube Live、LINE LIVE、Periscope、ニコニコ生放送、FRESH!、Facebookライブ動画
中継で捉えた流星シーンのうち、厳選したものを、ほぼリアルタイムにお手元のスマートフォンにお届けします。
何かと忙しい年始は、流星キャッチャーを登録して、お手軽に流星観測をお楽しみください。