太陽柱（サンピラー）とは、写真のように太陽の上に柱のような光が見える現象のことです（太陽の下側に見られることもあります）。
この現象は、日の出や日の入りの前後に見られることが多くなります。

空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に、太陽の光が反射することで見られますが、この時、氷の結晶の向きが揃っている事が条件になります。
空気がよく冷えていて、上空の風が弱い時、空気中の氷の結晶が豊富で向きも揃いやすく、サンピラーが見られることがあります。

「かなり寒い朝です、サンピラーの日の出でした。」

「水平線から登場した眩しい朝陽は冬の風物詩の達磨さんになり登場しました。
今朝は頭を雲に隠し、ワイングラスの様になりましたよ。
何かいい事が有るかな？」

だるま朝日は蜃気楼の仲間で、海面付近で比較的温度が高めの空気の上に、夜間の放射冷却で冷えきった空気で、太陽の光が屈折することで起こる現象です。

西日本では、日本海側エリアを中心に雪や雨を降らせ、一部が近畿中部や瀬戸内エリアに流れ込み、にわか雨やにわか雪の可能性があります。

太平洋側は日差しがタップリと降り注ぐものの、その温もりも冷たい空気にかなわないようです。
空は穏やかでも寒気の影響で気温が上がらず、10℃に届かない所も多くなります。暖かくしてお過ごしください。