お肌の調子は?
全国85%の方が乾燥
なんと!全体の85%が乾燥している(かさかさ+ガサガサ+パックリ)ようです。しっとりなお肌を保てている方は、わずか15%…。約5人に4人はお肌が乾燥していることが分かりました。
どこほど乾燥しているのか?エリアごとに見てみます↓
どこほど乾燥しているのか?エリアごとに見てみます↓
全国的にお肌の乾燥を感じている方が多いようですが、そんな中でも北陸~山陰は乾燥が抑えられているようです。逆に、関東北部で乾燥しているようです。
では、もうすこし乾燥度の高い「ガサガサ」「パックリ」で見てみると・・↓
では、もうすこし乾燥度の高い「ガサガサ」「パックリ」で見てみると・・↓
やはり北陸~山陰は回答率が低くなっています。
それよりも気になるのが、岩手をはじめとする北日本エリア。
「おや?」と思う方もいるかもしれませんが、北日本が結構乾燥しているようなんです。
北日本は、冬の間は雪や雨が降りやすく、あまり乾燥するイメージがない方もいるかもしれません。これはどういうことなのでしょうか?
それよりも気になるのが、岩手をはじめとする北日本エリア。
「おや?」と思う方もいるかもしれませんが、北日本が結構乾燥しているようなんです。
北日本は、冬の間は雪や雨が降りやすく、あまり乾燥するイメージがない方もいるかもしれません。これはどういうことなのでしょうか?
そもそも、お肌が乾燥する条件は?
お肌の乾燥は、湿度だけが関係しているわけではなく、空気中の水蒸気量と風の強さによって大きく左右されます。
※水蒸気量は、気温と湿度で決まります。
このことに注目してみていきます↓
※水蒸気量は、気温と湿度で決まります。
このことに注目してみていきます↓
乾燥する条件は揃っていた?
右:平均風速(12月1日~17日)
12月平均の水蒸気量(水蒸気圧)や風の強さを見たところ、北日本や関東北部は、お肌が乾燥する条件を満たしていました。
【北日本】
水蒸気量(水蒸気圧)が低い+風が強い
寒気の南下によって12月は気温が低くなり、空気中の水蒸気量が少なくなりました。また、発達した低気圧が近くを通過しやすく、風が強くなったことも、お肌の乾燥に影響していそうです。
【関東北部】
水蒸気量(水蒸気圧)が低い
これは、12月の平均湿度が低かったためです。冬型の気圧配置となる日が多く、北西の季節風によるフェーン現象が発生。乾燥した空気が流れこむことで、湿度の低い日が多くなりました。
【北日本】
水蒸気量(水蒸気圧)が低い+風が強い
寒気の南下によって12月は気温が低くなり、空気中の水蒸気量が少なくなりました。また、発達した低気圧が近くを通過しやすく、風が強くなったことも、お肌の乾燥に影響していそうです。
【関東北部】
水蒸気量(水蒸気圧)が低い
これは、12月の平均湿度が低かったためです。冬型の気圧配置となる日が多く、北西の季節風によるフェーン現象が発生。乾燥した空気が流れこむことで、湿度の低い日が多くなりました。
イメージだけでは分からない、乾燥の理由があるんですね。
ただ、乾燥は気付く前になんとかしたいもの。「湿度」と合わせて「風の強さ」も確認しつつ、なによりクリームなど事前の対策が不可欠です。