10日(土)に岩手県沖を震源とする最大震度3の地震が発生したのを最後に、日本で震度3以上を観測する地震は起きていません。一週間続けて震度3以上の地震が発生しないのは、今年8月8日～14日以来のことです。

あくまで、たまたま間隔が空いただけで、特別な状況になっている訳ではありません。8月のケースでは15日に震度3が2回、4が1回発生しています。
こういった地震が少ない時ほど、油断は禁物と考えておいた方が良いかもしれません。

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しています。

17日(土)にはパプアニューギニア近海でM7.9の地震が発生。震源近くでは津波が観測されましたが、震源の深さが100km程度とやや深かったこともあり、10cm程度の小さなものでした。

このエリアは太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界に辺り、大きな地震が頻発しています。9日(金)にも少し東側のソロモン諸島近海でM7.8の地震が発生したばかりでした。
地震の規模や震源の深さによっては、日本に津波がやってくることもあるエリアだけに、今後の動向に注目が必要です。