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寒さが生み出したキラキラの輝き「ダイヤモンドダスト」

キミコさん(北海道旭川市)
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2016/12/15 10:14 ウェザーニュース

今朝は北海道旭川市のウェザーニュース会員から「ダイヤモンドダストがキラキラ。寒い!」と幻想的な輝きが届きました。

ダイヤモンドダストとは?

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ダイヤモンドダストとは、空気中の水蒸気が凍り(現象の名前としては「昇華」)、氷の結晶となったものに、太陽の光が当たってキラキラと輝いて見える現象のことで、細氷ともいいます。

この時、氷の結晶は、空気中を浮いているというよりは、降ってきている(上から下に移動している)状態になります。
※空気中に浮いているだけだと、氷霧(こおりぎり)という現象になります。

リポートが届いた旭川市の今朝の最低気温は-13.5℃(7時35分)かなりの冷え込みになりました。

できやすい条件

ダイヤモンドダストができやすい条件とは…

◆-15℃以下など、かなり冷え込むこと
◆風があまりないこと(風が強いと氷の結晶ができにくい)
◆晴れていること(晴れていないと、キラキラ光らない)
◆ある程度の湿度も必要(乾燥しすぎていると、氷の結晶ができにくい)

しっかりとした霧までになってしまうと、太陽光によって光らなくなったり、氷の結晶になりにくかったりしてしまうこともあります。

寒い地域ならではの美しい風景…ダイヤモンドダストや樹氷などもし、見かけたらぜひウェザーニュースにお寄せください。

動画でもダイヤモンドダストを解説しています。(再生時間:59秒)
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