今週の月齢
月齢とは…直前の朔(新月)の瞬間を “ 0 ” として、そこからの経過日数をあらわした、月の満ち欠けを表す数値です。
先週の水曜日に満月となり、2016年に見られる満月も全て終了。今週は、まるで今年の終わりが近づいていることを示唆しているかのように、段々とお月さまも姿を消していきます。
先週の水曜日に満月となり、2016年に見られる満月も全て終了。今週は、まるで今年の終わりが近づいていることを示唆しているかのように、段々とお月さまも姿を消していきます。
今週の月トピックス
23日:月と木星が接近
23日の未明から明け方、東〜南東の空で木星と月が接近します。1時半〜2時半はかなり近づいて見えますが、時間が経つにつれて月と木星は名残惜しそうに段々と離れていきます。
観測出来る時間が深夜から早朝となりますが、次の日は土曜日ということで、ちょっと夜更かししながら月と惑星の共演を楽しんでみてはいかがでしょうか。
観測出来る時間が深夜から早朝となりますが、次の日は土曜日ということで、ちょっと夜更かししながら月と惑星の共演を楽しんでみてはいかがでしょうか。
月の豆知識
上弦、下弦の見分け方
今週の水曜日は、お月さまがちょうど半分になる半月。
半月はその形を弓に見立て、上弦の月・下弦の月とも呼ばれています。
この上弦・下弦の見分け方を「弦」にあたる欠け際が下を向いている時は下弦、その逆が上弦・・・と覚えていると少し誤解をしてしまうこともあるんです。
半月はその形を弓に見立て、上弦の月・下弦の月とも呼ばれています。
この上弦・下弦の見分け方を「弦」にあたる欠け際が下を向いている時は下弦、その逆が上弦・・・と覚えていると少し誤解をしてしまうこともあるんです。
では上の図をご覧ください。
下弦の月が東の空に昇り始めた時、弦は上を向いていますよね?
下弦は「弦が下」、上弦は「弦が上」が成り立つのは、実は月が沈む時なんです。
また、図の背景の色に注目してみてください。昼間、夕方(明方)、深夜というように3色に分けていますが、上弦の月は昼間に出て深夜に沈み、下弦の月は深夜に出て昼間に沈んでいます。
つまり、夕方に見ることが出来る半月は「上弦の月」、明方に見ることが出来る白い半月は「下弦の月」と覚えても良いかもしれません。
このことをふまえて、ぜひ半月鑑賞を楽しんでみてください。
下弦の月が東の空に昇り始めた時、弦は上を向いていますよね?
下弦は「弦が下」、上弦は「弦が上」が成り立つのは、実は月が沈む時なんです。
また、図の背景の色に注目してみてください。昼間、夕方(明方)、深夜というように3色に分けていますが、上弦の月は昼間に出て深夜に沈み、下弦の月は深夜に出て昼間に沈んでいます。
つまり、夕方に見ることが出来る半月は「上弦の月」、明方に見ることが出来る白い半月は「下弦の月」と覚えても良いかもしれません。
このことをふまえて、ぜひ半月鑑賞を楽しんでみてください。
今週月が見えるのはいつ?
【北日本】
週前半はチャンスがありますが、22日(木)〜23日(金)は低気圧や前線の影響で荒天に。お月さまは雲の向こう。
24日(土)以降は、太平洋側で天気回復傾向なので、再びお月さまに出会えそうです。
【西・東日本】
高気圧が次第に離れ、西から天気下り坂。そのため、23日(金)にかけてお月さまが見えなくなるエリアが広がっていきます。
24日(土)以降は、東京など東日本の太平洋側を中心に、お月さまが登場しそうです。
【沖縄】
スッキリしない1週間となりますが、3連休はお月さまのチャンスありです。
週前半はチャンスがありますが、22日(木)〜23日(金)は低気圧や前線の影響で荒天に。お月さまは雲の向こう。
24日(土)以降は、太平洋側で天気回復傾向なので、再びお月さまに出会えそうです。
【西・東日本】
高気圧が次第に離れ、西から天気下り坂。そのため、23日(金)にかけてお月さまが見えなくなるエリアが広がっていきます。
24日(土)以降は、東京など東日本の太平洋側を中心に、お月さまが登場しそうです。
【沖縄】
スッキリしない1週間となりますが、3連休はお月さまのチャンスありです。