北海道の上空1500m付近には-15℃以下の強い寒気が居座っています。これに加えて、道東エリアは穏やかに晴れ、放射冷却現象が強まりました。

各地で厳しく冷え込み、全国有数の寒い町として知らせる陸別町では6時48分に-21.4℃を観測。
全国のアメダス地点ではこの冬初めての-20℃以下です。そのほか、川湯や北見、中標津空港で-20℃を下回っています。

　陸別　-21.4℃
　川湯　-20.3℃
　北見　-20.1℃
　中標津空港　-20.1℃

　帯広　-13.2℃
　旭川　-6.9℃
　札幌　-6.0℃

北見市のウェザーニュース会員から届いた報告によると、「寒い朝。晴れてます。道路はアイスバーン。」とのコメント。体感報告も”極寒”です。

北海道全体から寄せられた体感報告でも最も厳しい寒さを示す”極寒”が４分の１を占め、寒さが本格化したことがわかります。

昼間は寒気が徐々に寒気が抜けることに加え、日差しが出るため0℃前後まで上昇する所が多くなります。寒いことには変わりがないものの、幾分、しのぎやすくはなりそうです。