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日本の秋の“今”を知る(最終回)

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2016/11/29 21:26 ウェザーニュース

ウェザーニュースでは、天気や自然、季節に関わる様々な調査を実施しています。

秋シーズンは「紅葉の色づき」で、季節の変化を皆さんと追ってきました。
今週でいよいよ最終回。日本の紅葉シーズンもフィナーレを迎えようとしています。

紅葉色づいてる?

※地図が見られない場合はオリジナルサイトでご覧ください。
葉っぱの色づきは?
全国の皆さんに今の葉っぱの色づきを伺ったところ、西東日本でも落葉の割合が増えてきました。

エリア別では?(前回調査と比較)

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先週は西・東日本で見頃を迎えていたが、この一週間でだいぶ「落葉」が増えました。見頃も全体的に減り、特に近畿では20ポイント減。12月を目前に控え、見頃のピークを越えたことがうかがえます。

都道府県別マップ

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都道府県毎に「見頃」の割合で色分け
近畿でのピークを終え、西・東日本の日本海側ではほぼ落葉状態。一方、太平洋側を中心にまだ見頃のようです。「見頃」割合の上位4県はいずれも太平洋に面した県という結果になりました。

━見頃割合のTOP5━
【2016年11月29日時点】
1,和歌山(43.5%)
2,神奈川(38.5%)
3,静岡(38.3%)
4,愛知(38.1%)
5,愛媛(38.0%)

アップダウンで紅葉ステージ変化

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・見頃を終えた「栃木」
・見頃を継続している「和歌山」
・見頃を迎えつつある「宮崎」

全体的に気温のアップダウンが大きい一週間となったことがわかります。

この寒暖によって、これまで紅葉にはまだまだだった宮崎では、順調に色づきが進んだようです。

一方、早めに見頃を迎えていた宇都宮では、24日の雪や27日の雨で落葉が進み、紅葉の季節も終了へ。

ただ、先週見頃を迎えたばかりだった和歌山では、27日の雨を耐え、まだ見頃をキープしています。

今後の紅葉は?

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京都市北区源光庵(あめざぁさん)

12月スタートの雨が鍵

この先は師走に突入し、冬らしい気温となります。

一番の鍵は、11月30日〜12月1日の全国的な雨。まだかろうじて鮮やかな紅葉が残っている近畿や東海、関東では、この雨が試練の雨となりそうです。

最後の紅葉を楽しみたい!という方は、ぜひ11月30日のうちに行くことをオススメします。

西日本の太平洋側でも紅葉はラストスパート。12月はじめのうちに紅葉狩りを!

各名所の実況・予想は紅葉Ch.からご確認頂けます。ぜひご活用ください。
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