だるま朝日とは?
だるま朝日は蜃気楼の仲間で、海面付近で比較的温度が高めの空気の上に、夜間の放射冷却で冷えきった空気で、太陽の光が屈折することで起こります。
通常はまっすぐ進む光ですが、密度の異なった空気を通ると光は曲がって進みます。空気の密度は、主に気温によって決まるため、気温差の大きい空気の層ができると、そこで光が屈折します。これにより、朝日が歪んでだるまのような形に見えるのです。
通常はまっすぐ進む光ですが、密度の異なった空気を通ると光は曲がって進みます。空気の密度は、主に気温によって決まるため、気温差の大きい空気の層ができると、そこで光が屈折します。これにより、朝日が歪んでだるまのような形に見えるのです。
光の柱「サンピラー」も出現
「サンピラー...見えるかな?」
写真の中に光の柱のような物が見えますでしょうか?
これは「サンピラー(太陽柱)」と呼ばれる現象です。
サンピラーは、日の出や日の入りの時、太陽から垂直に炎のような光芒が見られる現象です。
空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に、太陽の光が反射することで見られますが、この時、氷の結晶の向きが揃っている事が条件になります。空気がよく冷えていて、上空の風が弱い時、空気中の氷の結晶が豊富で向きも揃いやすく、サンピラーが見られることがあります。
写真の中に光の柱のような物が見えますでしょうか?
これは「サンピラー(太陽柱)」と呼ばれる現象です。
サンピラーは、日の出や日の入りの時、太陽から垂直に炎のような光芒が見られる現象です。
空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に、太陽の光が反射することで見られますが、この時、氷の結晶の向きが揃っている事が条件になります。空気がよく冷えていて、上空の風が弱い時、空気中の氷の結晶が豊富で向きも揃いやすく、サンピラーが見られることがあります。
寒さと穏やかな空のサイン
だるま朝日、サンピラーのいずれも、風が弱く冷え込みの強い朝に見られます。
ただ、サンピラーやだるま朝日が見られる日は、穏やかな天気となるサインでもあるので、昼間の日差しの暖かさに期待ができるのです。
ただ、サンピラーやだるま朝日が見られる日は、穏やかな天気となるサインでもあるので、昼間の日差しの暖かさに期待ができるのです。