低気圧や前線は東に離れ、太平洋側のエリアを中心に天気は回復してきました。ただ、湿った空気が残っている所に地上付近の気温が下がってきたため、広い範囲で霧が発生しています。
関東~山陽で濃霧に
東北、関東甲信、東海、近畿、山陽エリアのウェザーニュース会員の皆さんに、霧の状況を伺ったところ、特に関東や静岡東部、長野、滋賀、山陽で「真っ白」という報告が目立っています。
また、東京都練馬区で「霧の朝」、滋賀県大津市からは「視程距離200m以下」、岡山県岡山市からは「霧が出ています」などと、濃霧の様子を写した写真とともに、多くのコメントも寄せられています。
神奈川県横浜市や愛知県名古屋市からは、街が包まれている幻想的な様子も届きました。
視界不良に注意
各気象台で観測された20日(日)午前3時の視程(見通しの効く距離)は、福島で300m、宇都宮で200m、長野で100m、広島で500mなど、1kmを下回っている所が多く、かなり見通しは悪い状況です。
埼京線や東武線、小田急線、湖西線など、交通機関に影響が出ているところもあります。
この後、気温の上昇とともに霧は解消していきますが、内陸部では昼近くまで残る可能性もありますので、特に車でお出かけになる場合は、十分にご注意ください。
埼京線や東武線、小田急線、湖西線など、交通機関に影響が出ているところもあります。
この後、気温の上昇とともに霧は解消していきますが、内陸部では昼近くまで残る可能性もありますので、特に車でお出かけになる場合は、十分にご注意ください。