対照的な最大震度4の地震
11日に熊本県、12日には宮城から岩手県にかけて最大震度4の地震が発生しました。最大震度は同じ4ですが、地震のタイプは大きく違います。
熊本の地震はM4.2と小さく、直下で発生したため震源に近いごく狭いエリアで震度4の揺れとなりました。一方で、東北の地震はM5.6とエネルギーでは120倍も大きく、宮城県のほぼ全域と岩手県の南部で震度4の揺れを引き起こしています。
熊本の地震はM4.2と小さく、直下で発生したため震源に近いごく狭いエリアで震度4の揺れとなりました。一方で、東北の地震はM5.6とエネルギーでは120倍も大きく、宮城県のほぼ全域と岩手県の南部で震度4の揺れを引き起こしています。
また、揺れ方の比較を見ても、熊本は強い揺れの時間が20秒弱しか無かったのに対し、宮城は1分以上、揺れが継続しました。直下型の地震とプレート境界型の地震の特徴が良く現れています。
※Yureステーションとは、ウェザーニューズが全国1,000ヶ所に設置している”揺れ”をはかる専用機です。
Yure(ユレ)とは、ウェザーニューズ独自の単位で、”揺れ”の大きさを表します。Yureの数値が大きいほど、”揺れ”具合が大きいことを表します。
※Yureステーションとは、ウェザーニューズが全国1,000ヶ所に設置している”揺れ”をはかる専用機です。
Yure(ユレ)とは、ウェザーニューズ独自の単位で、”揺れ”の大きさを表します。Yureの数値が大きいほど、”揺れ”具合が大きいことを表します。
アメリカ内陸部で地震続く
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は1回のみ。11日に発生した宮城県沖の地震です。気象庁はM5.8と解析しています。
また、人為的と見られる原因で地震が多発しているアメリカ内陸部では7日にオクラホマ州でM5.0の地震が発生しました。震源のすぐ近くでは震度5弱~5強相当の揺れがあったと見られ、一部の建物に被害が発生しました。周辺の学校では校舎の影響を確認するため、現地時間の7日、休校となっています。
M2.5以上の地震の発生を見ると、多い状況は継続しており、当面はこういった局地的な強い揺れに注意が必要と考えられます。
また、人為的と見られる原因で地震が多発しているアメリカ内陸部では7日にオクラホマ州でM5.0の地震が発生しました。震源のすぐ近くでは震度5弱~5強相当の揺れがあったと見られ、一部の建物に被害が発生しました。周辺の学校では校舎の影響を確認するため、現地時間の7日、休校となっています。
M2.5以上の地震の発生を見ると、多い状況は継続しており、当面はこういった局地的な強い揺れに注意が必要と考えられます。