北海道東部、北見市の西の山間にある置戸町境野で今季、全国の最低気温となるマイナス12.2℃を観測しました。この他、北見や網走・釧路地方など北海道東部で、今季初めてマイナス10℃を下回りました。

上空に流れ込んだ強い寒気と晴れた夜に地表の熱が上空に逃げる放射冷却が強まったためです。
置戸町のように山に囲まれたエリアは、冷やされて重くなった空気が溜まりやすいため、より冷え込みが厳しくなります。

また、西日本や東日本でも10℃を切った所が増え、名古屋で8.1℃など、今季一番の冷え込みとなった所もあります。

今日5日(土)の昼間は、西日本や東日本では日差しに暖められる所が多く、北日本では低気圧の通過によりいったん寒気が弱まるため、冷え込みは緩みます。
寒暖の変化が大きいため、体調の管理にご注意ください。