約5人に1人が風邪に
全体の割合
前回調査(10/7)から約3週間。 全国的にみると5ポイント増の22%。全国の調査対象者のうち約5人に1人が風邪を引いたことがわかります。
エリア毎の割合
多少のばらつきはあるものの5~8ポイントほど増加。全エリアで風邪を引いた人が増えました。 大流行というほどではないですが、じわりと風邪をひいた率が上昇しました。
ひいた率ランキング
都道府県ごとの「ひいた率」のトップ・ワースト5位は表の通り。
前回調査ではは北のエリアほど風邪をひきやすく、南のエリアほどひきにくい傾向でしたが、今回の調査ではエリア性が見えにくい結果となりました。
そこで、ひいた率1位の石川県と47位の鹿児島県の、過去一週間の気温を調べてみました。
前回調査ではは北のエリアほど風邪をひきやすく、南のエリアほどひきにくい傾向でしたが、今回の調査ではエリア性が見えにくい結果となりました。
そこで、ひいた率1位の石川県と47位の鹿児島県の、過去一週間の気温を調べてみました。
要因は1日の気温差
すると、石川では鹿児島よりも昼間と夜の寒暖差が大きいことがわかりました。
先週1週間では、鹿児島県では気温差が約5℃だったのに対して、石川県では約9℃。1日の寒暖差が大きかったことによって、石川県では体調を崩しやすくなったと考えられそうです。
先週1週間では、鹿児島県では気温差が約5℃だったのに対して、石川県では約9℃。1日の寒暖差が大きかったことによって、石川県では体調を崩しやすくなったと考えられそうです。
気温差が大きかったのはなぜ?
周期的な上空の寒気の影響
この差を生んだのは、北日本を中心に周期的にやってきている上空の寒気の影響が大きいとみられます。
北海道など北日本では昼間も寒い日が多く、逆に南のエリアでは寒気が届きにくく、夜は冷え込む日が少なくなります。
北陸など、東日本ではその中間となって、上空の寒気の影響で朝晩はグッと冷え込むものの、昼間は高気圧県内で晴れて気温が上昇するところが多く、1日の寒暖差が大きくなったと考えられます。
北海道など北日本では昼間も寒い日が多く、逆に南のエリアでは寒気が届きにくく、夜は冷え込む日が少なくなります。
北陸など、東日本ではその中間となって、上空の寒気の影響で朝晩はグッと冷え込むものの、昼間は高気圧県内で晴れて気温が上昇するところが多く、1日の寒暖差が大きくなったと考えられます。
来週も1日の気温差が大きくなる日があります。服装でうまく体温調節をして風邪をひかないようご用心してください。