鳥取県で震度6弱の地震
2000年の鳥取県西部地震以来
21日(金)14時7分に鳥取県中部を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生。鳥取県の倉吉市、湯梨浜町、北栄町で震度6弱の揺れを観測しました。
鳥取県では2000年の鳥取県西部地震、1943年の鳥取地震など過去にもM7クラスの地震が発生しています。今回の地震はこれらの震源の中間に位置し、M6クラスの地震は何度は発生しているエリアでした。
鳥取県では2000年の鳥取県西部地震、1943年の鳥取地震など過去にもM7クラスの地震が発生しています。今回の地震はこれらの震源の中間に位置し、M6クラスの地震は何度は発生しているエリアでした。
21日(金)14時以降の震源の分布を見ると、北北西から南南東方向に伸びる断層で発生したと考えられます。
余震の数は鳥取県西部地震の同じような水準で経過し、極端に多い状況ではありません。
ただ、一旦、地震活動が落ち着いたタイミングで強めの余震が発生するケースはしばしばありますので、少なくとも発生から一週間程度は強い揺れに注意が必要です。
余震の数は鳥取県西部地震の同じような水準で経過し、極端に多い状況ではありません。
ただ、一旦、地震活動が落ち着いたタイミングで強めの余震が発生するケースはしばしばありますので、少なくとも発生から一週間程度は強い揺れに注意が必要です。
千葉、茨城で震度4の地震
20日(木)昼頃に、千葉県北東部を震源とする強い地震が発生しました。千葉の北東部や茨城の南部を中心に震度4を観測しています。
関東で震度4以上の地震が発生したのは9月7日以来、約1ヶ月半ぶりです。夏は頻発していましたが、ここの所は例年並みの発生頻度です。
関東で震度4以上の地震が発生したのは9月7日以来、約1ヶ月半ぶりです。夏は頻発していましたが、ここの所は例年並みの発生頻度です。
この地震、震源に近い鹿嶋市の”Yureステーション(※)”によると、最初の揺れから10秒弱で強い揺れに変化し、その後は30秒程度で収まっています。強く揺れたものの、長くは続きませんでした。
※Yureステーションとは、ウェザーニューズが全国1,000ヶ所に設置している”揺れ”をはかる専用機です。
Yure(ユレ)とは、ウェザーニューズ独自の単位で、”揺れ”の大きさを表します。
Yureの数値が大きいほど、”揺れ”具合が大きいことを表します。
※Yureステーションとは、ウェザーニューズが全国1,000ヶ所に設置している”揺れ”をはかる専用機です。
Yure(ユレ)とは、ウェザーニューズ独自の単位で、”揺れ”の大きさを表します。
Yureの数値が大きいほど、”揺れ”具合が大きいことを表します。
アジアは地震活動活発
アメリカ地質調査所の観測によると、この一週間でマグニチュード6以上の地震は3回発生。そのうちのひとつが鳥取県の地震(地質調査所の解析ではM6.2)、最も強いものは17日にパプアニューギニアで発生したM6.9の地震です。震源近くでは強く揺れたと考えられますが、大きな被害の情報は届いていません。
アリューシャン列島でも地震がいくつか発生していますが、いずれもマグニチュード4~5くらいの比較的小規模なものです。
アリューシャン列島でも地震がいくつか発生していますが、いずれもマグニチュード4~5くらいの比較的小規模なものです。